喘息
喘息とは?
「気道(空気の通り道)が炎症を起こしている」状態を「喘息」と言います。気道が炎症を起こすと、「周りが浮腫み」「痰が分泌される」ために、気道が狭くなってしまいます。喘息の発作が起きると、気道の周りにある筋肉が縮むので、更に、気道が狭くなります。
喘息の発作の仕組み
「アレルギーの原因となる物質」が体内に入ると・・・「IgE抗体(アレルギーの人に多く作られるタンパク質)」と結合して、「肥満細胞(炎症細胞の1つ)」と結びつきます。肥満細胞から放出される「化学伝達物質」により、「くしゃみ」「鼻水」「気管支の収縮」などの症状を引き起こします。
喘息発作の原因
◆アレルギー原◆
・ダニ
・ハウスダスト
・動物の毛
・カビ
◆その他◆
・遺伝
・自律神経の異常
・内分泌の異常
・汚れた空気
・タバコ
・風邪
・肉体的疲労
・精神的ストレス
・薬
喘息の症状
・呼吸が苦しい(息を吐くのがつらい)
・ゼェーゼェーする(喘鳴)
・激しい咳や痰
・ 起座呼吸
・くしゃみ(アレルギー性鼻炎の合併)など・・・
高齢者の喘息に注意!!
喘息は、小児〜幼児(0歳〜10歳)に最も多くかかる疾患ですが、60歳以降の高齢者になると重症化し、死亡するケースが増えてきます。
◆高齢者喘息の特徴的症状◆
・息切れ
・痰のでない乾いた咳(空咳)
西洋医学
喘息に対する病院での「検査」「治療法」を簡単にご紹介します。
喘息の検査
★スパイロメトリー★
「1秒間で息をどれくらい吐けるか?」検査する
★気道過敏性試験★
「気道がどれ位狭くなったか?」検査します。
◆血液検査★
血中の「IgE抗体の量」を検査します。
喘息に対する病院での治療法
薬物治療が基本です。
★薬物療法★
・気道の炎症を抑える薬
・細くなった気管支を広げる薬
・抗アレルギー薬
自分の喘息の状態を知る方法
★ピークフローを使用する★
気管支の状態を知るために、「ピークフロー(測定機)」に対して息を吹きかけ、数値を毎日測り、記録しておく。「基準値と比べる」「測定値の変動」を参考にして、喘息発作を予測する。
★喘息日記を付ける
東洋医学
喘息に対する東洋医学的考え
気管支喘息は、古くから鍼灸治療の得意とする疾患であった事が文献から伺えます。
次の事を意識して、鍼・灸・マッサージ治療を行います。
・頭の「のぼせ感」を取り除く
・下肢の冷えを取り除く
・脇窩部の刺激
日常生活で気を付ける点
・「布団を干す」「掃除機をかける」などして、発作の原因となる物質(ダニ、ハウスダスト、動物の毛)などを取り除く
・「手洗い」「マスク」などにより、風邪により気道の炎症を悪化さない
・禁煙
・お酒を控える
体質改善を目的とした鍛練療法
★乾布摩擦★
東洋医学的には、皮膚と肺の関係は強いと考えます。
皮膚をこすって発赤させる事によって、末梢循環系を変えたり、自律神経を鍛えるという意味もあります。
★水泳