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逆子(骨盤位)

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逆子とは・・・

お腹の赤ちゃんの頭が、上あるいは横の方にあるのを逆子と言います。自然分娩の際、厄介な出方をするため難産になります。母子ともに負担をかけないために、帝王切開で出産する例が多くなります。鍼灸の世界では、逆子を直す伝統的な方法があります。

胎児の動き

◆2か月◆
胎児は2か月の終わり頃から動いています。
動きはまだ小さく、小さいので母親は感じることができません。

◆4か月◆
17週の終わりには、胎児の手足が子宮壁に届くようになります。
殆どの母親は、この時期に胎動を最初に感じるようです。

◆5〜6か月◆
動く余裕が十分にあるので、お腹のあらゆるところで胎動を感じます。
胎児が成長するに従って、位置が固定され、胎動を感じる場所も決まってきます。 胎児は頭を下にしているため、肋骨の辺りに胎動を感じることが多くなります。
※逆子の場合、妊婦は下腹部や側腹部で胎動を感じます。

◆7か月◆
胎動のピークを迎えます。
この時期はドンドン成長し、手足は伸び、さらに力強く肋骨を蹴るようになります。

◆8か月◆
胎動の数は減ってきます。
この時期、妊婦は胎児が急に大きくなったような感じがし、胸を圧迫するような大きさを感じます。

◆9か月◆
胎児の位置がドンドン下がり始め、胸を圧迫するような感じが軽減されてきます。

◆臨月◆
さらに胎児が下がり、最後の数週間には、妊婦は胎児の位置が下がったことに気付きます。
※経産婦の場合、骨盤が既に緩んでいるため、あまり下がらない人もいるようです。

 

 

逆子に対する東洋医学的考え

 

逆子の原因

◆気血両虚によるもの◆
虚弱体質の人が妊娠した為、一層気血を消耗し、胎位変換の力が低下して発症します

◆気滞によるもの◆
抑うつ・寒冷刺激・胎児の太り過ぎなどにより、気滞が生じたため発症します。

◆脾虚によるもの◆
脾虚のために水湿が停滞し、湿邪の停滞が胎児の転移を阻害します。

逆子に対する鍼灸治療

足の小指と足首の内側付近にお灸をすえます。
その後妊婦の楽な方で横向きになってもらい、膝を折り曲げ(お腹を緩める)5〜10分間休んでいただきます。

逆子治療を開始する時期

妊娠6〜7か月の逆子を矯正治療により正位にしても、再度逆子になることがあります。 また、この時期は自然に正位になっていることが多いです。胎児が下がり始める8〜9か月にかけての矯正治療が一番良いです。治療に対する胎児の反応がとても良く、且つ、胎児が子宮内でなんとか回れるスペースが残っており、更に、回った後位置が安定しやすいためです。臨月に入ると、胎児が骨盤内に下がり、胎動ができなくなり矯正治療がうまくいきません。

逆子治療のペース

毎日1週間、あるいは1日おきに3〜5回やり様子をみます。治らない場合は、臍帯が胎児に絡んでいる場合が多いです。
※子宮の奇形、多胎妊娠、重症妊娠中毒症、前置胎盤の場合は不適応です。

補足

下半身を冷やさないようにしてください。
お母さんの心と体がリラックスしていると、よい結果が得られやすいです。

 

参考文献

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