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頚が痛い・寝違い

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頚の構造

頚の骨は、「7つの椎骨(頚椎)」が積み重なって構成されています。頚椎と頚椎の間には「椎間板」があります。椎間板は、頚を動かし易くしたり、衝撃を吸収する役割があります。

頚の痛みに関係する神経

◆脊髄神経◆
頚椎には空洞があり、その中を「脊髄(中枢神経の1種)」が通っています。脊髄は傷が付き易く、また、一度傷がつくと治療が難しい神経です。

◆神経根 ◆
脊髄から腕や手の方に伸びる神経の元を「神経根(末梢神経の1種)」と言います。 神経根は、圧迫に対して強く、飲み薬や運動療法で治す事が可能な神経です。

頚の痛みチェック

◆頚を前に倒した時◆
頚や背中に痛みがある場合は、背骨の中を通っている神経「脊髄」が圧迫されている可能性があります。

◆頚を後にそらした時◆

★頚に痛みがある場合★
「脊髄(背骨の中を通っている神経)」や「神経根(頚から腕の方に伸びている神経の元)」が圧迫されている可能性があります。

★手に痺れがある場合★
「神経根(頚から腕の方に伸びている神経の元)」が圧迫されている可能性があります。

脊髄・神経根を圧迫する病気

・頚椎椎間板ヘルニア

・頚椎症

・後縦靭帯骨化症

痛みが長引く要因

・脳や脊髄が痛みを記憶してしまう

・痛みを伝える神経のトラブル

・姿勢が悪い

・筋肉が硬くなっている

 

 

頚椎椎間板ヘルニア

 

頚椎椎間板ヘルニアとは?

椎間板は、中心にある「髄核(ゼリー状)」とその周辺をとり囲んでいる「繊維輪(ゴム状)」から構成されています。椎間板は早く加齢が始まる組織で、加齢などにより、繊維輪に亀裂がはいり「髄核」が飛び出すと、「脊髄」や「神経根」を圧迫してしまい、頚に痛みが発生します。

★髄核が真ん中に飛び出ると・・・「脊髄」を圧迫する。

★髄核が斜め後に飛び出ると・・・「神経根」を圧迫する。

頚椎椎間板ヘルニアの特徴

・突然頚が痛くなり、動かせなくなる。

・30歳以降の方に起こり易い。

 

頚椎症

 

頚椎症とは?

加齢により頚椎は、変形してきます。頚椎に「棘」が形成されると、その棘が「脊髄」や「神経根」にあたり、痛みが出てきます。

頚椎症の特徴

・漠然とした痛み

・40歳以降の方に起こり易い

 

後縦靭帯骨化症

 

後縦靭帯骨化症とは?

後縦靭帯とは「頚椎」の後を繋いでいる薄い膜状の靭帯です。この後縦靭帯が、何らかの理由により、分厚く・骨のように硬くなると、後縦靭帯の後ろを通っている「脊髄」を圧迫してしまい、「頚の痛み」や「手足痺れ」などの症状が起こってきます。

後縦靭帯骨化症の特徴

・徐々に手と足に痺れが出てくる

・40歳以降の方に起こり易い

 

 

頚のトラブルに対する鍼灸治療

 

「頚のトラブル」に対して日常生活で気を付ける点

・姿勢をよくする

・肩に重い物をかけない

・頚を冷やさない

 

 

「頚の痛み」に対する鍼灸治療の症例

 

◆44歳 男性◆

★主な症状★
・頚の凝り、不快感が常にある。20年前から。病院の検査は異常なし。
・腰の鈍痛
・右の足首・・・湿度が高いと痛くなる

★鍼灸治療★
まずは・・・「辛く感じるところ」を解消する事が大切なので、即効性を意識して鍼灸治療を行いました。「頚や腰が楽になった」事を確認してから、指圧も行いました。このまま同じ生活をしていると、すぐに症状が再発してしまうので、注意点・自宅ケアの方法を説明して終了しました。

 

参考文献

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