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慢性前立腺炎(慢性骨盤痛症候群)

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前立腺とは?

前立腺は、生殖器官の1つです。男性だけにあります。

★前立腺の位置★
膀胱のすぐ下、尿道を取り囲むようにあります。

★前立腺の大きさ★
「くるみ」くらいの大きさです。

前立腺の働き

・精子を守る「前立腺液」を分泌する。

・括約筋とともに、排尿をコントロールする。

慢性前立腺炎の分類

前立腺分泌液や尿の検査により、3つのタイプに分類されます。

◆慢性細菌性前立腺炎◆
白血球数の増加、細菌ともに陽性

◆慢性非細菌性前立腺炎◆
白血球数の増加のみ

◆前立腺痛◆
白血球、細菌ともに陰性

非細菌性で会陰部や下腹部に鈍痛や違和感を感じる場合は、受診する医師によって、「馬尾神経障害」、「陰部神経痛」、「慢性前立腺炎」など、様々な診断をされているようですが、 現在では、「慢性骨盤痛症候群」と呼ぶのが一般的です。

慢性前立腺炎の症状

・陰嚢と肛門の間に不快感や疼痛がある
・睾丸やペニスに不快感や疼痛がある
・下腹部、恥骨部ないし膀胱部に不快感や疼痛がある
・鼡径部、大腿内側部に不快感や疼痛がある
頻尿、排尿痛、残尿感
・射精前後に痛みが起こる

※「排尿障害(トイレが近い・尿の出が悪い)」についてはこちらのページをご確認下さい。

原因不明(非細菌性)の場合の誘因

・骨盤底筋の緊張

・骨盤腔内の血液循環が悪い

・冷え

・精神的ストレス

慢性骨盤痛症候群に対する鍼灸治療

原因不明の場合、鍼灸治療による効果が期待できます。骨盤内の血流改善を目的に、腰・お尻・下腹部を中心に鍼灸治療を行います。陰部神経に対して鍼通電、ストレス緩和なども意識して行います。

日常生活で気を付ける事

・水分を多く摂る

・便通を良くする

・体を温める

・軽い運動

・座りっぱなしは避ける

・睡眠、休息をとる

 

慢性骨盤痛症候群に対する症例

 

30代男性 会陰部のドヨ〜ンとした不快感

★主な症状★
・会陰部のドヨ〜ンとした不快感・・・病院で「慢性前立腺炎」と診断された
・亀頭部の痒み。冬は特に痒くなる。
※5年程前から発症し、通院しているが改善されない。

★その他の症状★
・足底や腰の凝り
・寝つき悪い

★鍼灸治療★
長い間不快感が続いているので、多少強い刺激を行いました。
鍼灸治療後は・・・
「痒みにより仕事中に集中を乱される事が減った」
会陰部の不快感も「暫く軽快だった」とご連絡を頂きました。
現在、継続治療中です。

30代男性 肛門周辺の違和感

★主な症状★
・肛門周辺の違和感・・・「痔核」になった事がある。
・ソケイ部の違和感
・腰が重だるい

★鍼灸治療★
関節をチェックすると・・・股関節・足首の可動範囲が低下しています。反応点を探り、肛門周囲の血行を良くする事を目的に、鍼灸治療しました。

60代男性 会陰部の鈍痛

★主な症状★
・会陰部の鈍痛
・痔になりやすい・・・切痔
・ED・・・完全勃起できない
※他院でED治療経験済み(パルス苦手)

★その他の症状★
・胆のう除去
・お腹、背中に多数の脂肪腫
・便秘・・・習慣的に浣腸を利用している。
・お腹張る・・・ガスが溜る
・腸鳴

★鍼灸治療★
陰部神経のラインを意識しながら、鍼灸治療しました。その後、オイルマッサージ60分。

 


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