乳汁分泌不全(母乳が出ない・母乳が不足)
乳汁分泌不全とは?
産後2〜3日中に自然に分泌されてくるはずの乳汁が分泌されない、または分泌されても非常に少ないことをいいます。理想的な哺乳量は、一回約60ml以上です。本疾患は産科での治療対象とはなりにくく、 助産師やマッサージ師による乳房マッサージが治療の中心となる場合が多くあります。
鍼灸治療の併用をお試しください。
鍼灸治療は、非薬物療法です!!
母親や乳児への影響のない、安心できる治療法です。
「母乳が出ない」「母乳不足」の原因
乳汁の産生が少ないために分泌量が減少している
産生は十分であるが、分泌や乳の排出がうまくいかない
赤ちゃんの抱き方が悪い
扁平乳頭や陥没乳頭などにより、赤ちゃんが吸引できない
赤ちゃんの吸い方に問題がある
先天性の乳腺欠損
乳管の閉塞や腫瘍などによる乳房切除のための乳腺欠損
乳腺発育不全による無乳症
母乳の分泌に関係するホルモン
◆プロラクチン◆
乳汁分泌を促すホルモンです。
下垂体前葉から分泌されます。
◆オキシトシン◆
乳汁の排出を促すホルモンです。
下垂体後葉から分泌されます。
東洋医学的にみた原因
◆気血両虚によるもの◆
>虚弱体質・ 分娩時の出血過多・ 長時間の陣痛により体力が著しく消耗
などにより、気血不足が発生し、乳汁産生が低下してしまう。
◆肝ウツ気滞によるもの◆
様々なストレスにより抑うつ状態になってしまい、肝気がうっ血してしまった。 その為、乳汁の排出が滞ってしまう。
鍼灸治療方法
次の事を意識して、鍼・灸・マッサージ治療を行います。
乳房基底部の静脈血の循環を改善させると、乳汁分泌が促進されるようになります。 その為に、ツボ(反応点)を探りながら、胸部の筋肉の緊張を和らげます。
また、東洋医学的弁証(上記のタイプ別)に応じた治療も行います。
助産師にご相談下さい
母乳栄養の心構えや、乳頭の準備についてなど、助産師にご相談頂くことはとても重要です。