げっぷがよく出る
「げっぷ」とは
「げっぷ」とは、胃の中に溜まった空気が上がってきて口から出る生理現象です。「食べ物や飲み物と一緒に飲み込まれた空気」や「消化の際に発生するガス」などが胃の中に多量に溜まると「げっぷ」が生じます。また、精神的ストレスにより胃酸が多くでる時などにも多く発生します。また、病気の一症状として「げっぷ」が発生する場合もありますので、頻発する場合には医師にご相談下さい。
「げっぷ」の主な原因
◆
器質的問題◆
病院検査で異常が見つかるもの。
・胃酸過多
・逆流性食道炎
・食道裂孔ヘルニア
・胃潰瘍、十二指腸潰瘍
・慢性胃炎
・胃癌、食道癌
◆機能的問題◆
検査をしても異常が認めらないもの。
・呑気症(どんきしょう)
・前かがみの姿勢
・服用している薬の影響
呑気症(どんきしょう)
精神的ストレスや緊張などにより、無意識に空気を飲み込んでしまっている場合を「呑気症」と言います。呼吸すると、通常、空気は気道を通じて肺へ取り込まれますが、空気を飲み込むようにすると、食道に入ってしまい「げっぷ」が生じやすくなります。空気が多く取り込まれると、胃に負担がかかるので「お腹が張る」「胸やけ」など、その他の症状も発生する場合があります。また、「げっぷ」が頻発すると、食道や胃の周りの筋肉が緩みやすくなります。
「げっぷ」に対する東洋医学的考え
「げっぷ」の事を東洋医学では「曖気(あいき)」と言います。東洋医学では「気・血・水のバランスが崩れると不調が生じる」と考えます。「曖気(あいき)」は「胃気の巡り」が悪くなり、本来、下に向かうべき「胃気」が上に向かってしまう事で生じます。
曖気の主な原因
◆精神的ストレス◆
精神的ストレスは「気の巡り」を悪くします。その結果「胃気」に影響を及ぼし「げっぷ」が起こります。
◆胃の機能の低下◆
胃の働きが低下すると「胃気の巡り」が悪くなり、「げっぷ」が生じます。
※東洋医学の「胃」とは、臓器とは異なる働きや機能になります。
◆飲食不摂生◆
油っこい物、味の濃い物、刺激の強い物、冷たい物の摂り過ぎにより「湿熱」が生じてしまい、胃の機能に影響を及ぼして「げっぷ」が生じている。
「げっぷ」に対する鍼灸治療
「病院の検査で異常がみつからないのにげっぷが頻発する」場合は、鍼灸治療をお試し下さい。「げっぷ」以外に発生している症状をお伺いした上で、体の状態をチェックしながら原因を探り最適なツボを刺激します。
日常生活で気をつける点
・食べ過ぎに注意する
・油っこい物、味の濃い物、刺激の強い物、冷たい物の摂り過ぎに注意する
・就寝3時間前の食事は避ける
・食後すぐに横にならない
・ユックリとよく噛んで食べる
・精神的ストレスを溜めこまないよう、自分に合ったリフレッシュ法を見つける。
・充分な睡眠、休息をとる。